今月読んだ本の中から抜粋して覚書。
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読 書 記 録 。
MY FAVORITE BOOKS. © *Chee* may.2013
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01
| ■TITLE 死ねばいいのに
■WRITER 京極夏彦
■THE DAY when I read this book 2013.may. | あらすじ 死んだ女のことを教えてくれないかー。無礼な男が突然現われ、私に尋ねる。私は一体、彼女の何を知っていたというのだろう。問いかけられた言葉に、暴かれる嘘、晒け出される業、浮かび上がる剥き出しの真実…。人は何のために生きるのか。この世に不思議なことなど何もない。ただ一つあるとすれば、それはー。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 作風とか作者のいでたちが;;があまり好きではない作家さんだったので、アンソロジーで一度読んだきり読まず嫌いだったんですが、このタイトル見て「いかがなものか」と思いつつ、うっかり惹きつけられてしまい…。 読み始めて内容にもすっかり引き込まれました。日頃、他人に対して思ってたこと、さらには自分に対しても苛立ちを持って感じていたことが小気味よく書かれてました。 最後のほうは若干食傷しそうな気もしましたが、とても面白かったです。
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02
| ■TITLE もういちど生まれ変わる
■WRITER 朝井リョウ
■THE DAY when I read this book 2013.may. | あらすじ どこへでも行ける。何にでもなれる。けれど自由というものは、ときに、
僕らをしばりつけてしまう。日常にひそむ輝きが詰まった青春小説の決定版!
自分の力だけで生きていると胸を張って言えるわけではない。じゃあ、子どもかというと無知に振舞える年齢はとうに過ぎている。いちばん自由で、いちばん窮屈。恋や、将来の不安や、もてあまし気味の孤独の中で揺れ動く大学生5人とその仲間たち。彼らが踏み出す“最初の一歩”とは?日常にひそむ一瞬のきらめきが詰まった青春小説の決定版。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 『桐島、部活やめるってよ』は、若干世代ギャップがありつつも普遍的な高校生の心情としてキュン(笑)とするものがありましたが、この『もういちど生まれ変わる』は、すでに4●歳の私にはちょっと遠すぎる感が・・・タイトルは魅惑的ではあるが。
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03
| ■TITLE 学生時代にやらなくていい 20 のこと
■WRITER 朝井リョウ
■THE DAY when I read this book 2013.may. | あらすじ 『桐島、部活やめるってよ』の著者の初エッセイ集。華々しい「大学生作家」の看板の陰で繰り広げられる、無為で阿呆な爆笑の日々!。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 朝井リョウさんのリアル学生時代って・・・と、興味津々で読みました。 予想通りだったり予想以上に熱血だったのね!!だったり。やっぱ、若いねぇ~とか思っちゃったりして。当り前だが世代ギャップも感じつつ、羨ましくもあり、自分の学生時代への後悔の念も蘇ったりもして。
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04
| ■TITLE きみが見つける物語 ティーンエイジ・レボリューション
■WRITER 角田光代 あさのあつこ ほか
■THE DAY when I read this book 2013.may. | あらすじ きみが見つける物語。ずっと忘れない、世界は変えられると感じた日のことを…。ティーンエイジ・レボリューション。痛くて切なく美しい十代の日々を描く、極上のエバーグリーン・ストーリー。
【目次】 世界の果ての先(角田光代)/薄桃色の一瞬に(あさのあつこ)/電話かかってこないかな(笹生陽子)/赤土を爆走(魚住直子)/十九の頃(椰月美智子)/17レボリューション(森絵都)。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 帯のキャッチコピー、ついつい私が魅かれてしまうパターンです;; 10代って、いいなぁ。あはは。 掲載作品の中では『赤土を爆走』が印象的だったかな。はじめて読む作家さんだったが。 ただ結末はもっと小説的な都合のよい展開だったら、おもしろかったかも、と、ちょっとガックリだったが、現実だったらそうなるのかな、やっぱ。残念ながら。 気になったら読んでみてください( ̄ー ̄)
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05
| ■TITLE 白のミステリー 女性ミステリー作家傑作選
■WRITER 宮部みゆき 篠田節子 ほか
■THE DAY when I read this book 2013.may. | あらすじ 小池真理子、山崎洋子、宮部みゆき、新津きよみ、乃南アサ、黒崎緑、今邑彩、関口芙沙恵、篠田節子、若竹七海、加納朋子、桐野夏生、近藤史恵、柴田よしき、永井するみ、15人の女性作家によるミステリー・アンソロジー。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - これだけの一流作家さんの短編を一気に読めるって素晴らしい。 暇つぶし・・・と言えば作家さんには申し訳ないけど・・・もってこいでした。 宮部みゆきさんなど、好きな作家さんだけでなく、読んだことない作家さんや、単体では絶対読もうと思わない作家さんもいたりして、お得感、大。
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06
| ■TITLE 二十四粒の宝石 超短編小説傑作集
■WRITER 赤川次郎 ほか
■THE DAY when I read this book 2013.may. | あらすじ 超多忙の仕事場に現れた“猫の手”を本当に借りることになった赤川次郎の不思議な一編「猫の手」。赴任先の熱帯地方で突然の死を迎えた男の心境を鮮やかに描く高村薫の「棕櫚とトカゲ」。浅田次郎が人生の岐路に立つ人間をしみじみと描いた「ボスの忘れ物」など、24人の名手が贈る、短くても心に残る小説の輝き。
【目次】
猫の手(赤川次郎)/分別ゴミ(清水義範)/誰でもいい(菊地秀行)/白い炎(山口洋子)/懐かしい夢(高橋克彦)/偽装(村松友視)/シェックスしてるかい?(永倉万治)/長い髪(海老沢泰久)/夫婦(小池真理子)/国境線上の兵士(もりたなるお)/棕櫚とトカゲ(高村薫)/ボスの忘れ物(浅田次郎)/収監(杉元伶一)/雪が降る(都築直子)/美意識(常磐新平)/人魚の死(安西水丸)/百舌(阿井渉介)/帆船(薄井ゆうじ)/牡丹花の白く咲きたる朝(藤水名子)/白球(藤田宜永)/ケンジ(三田つばめ)/忘れられなくて(鷺沢萠)/黒い池(出久根達郎)/試着室(北方謙三)
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07
| ■TITLE 乱歩賞作家 青の謎
■WRITER 阿部陽一 池井戸潤 ほか
■THE DAY when I read this book 2013.may. | あらすじ 親友の無理心中に潜む不審点/老舗画廊で傷つけられた肖像画の秘密/女性保安士、薔子の勘が冴える/詐欺師・青島がもつ特殊能力の正体/露天風呂に浮かぶ変死体に隠された真実/江戸川乱歩賞受賞作家によるアンソロジー、シリーズ第4弾。
【目次】
沈黙の青(阿部陽一)/ダナエ(藤原伊織)/ターニング・ポイント(渡辺容子)/サイバー・ラジオ(池井戸潤)/盗み湯(不知火京介) - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 「ダナエ」が面白かった。
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